基礎・土台敷き と 無垢の柱が出来るまで
2011-08-26 (Fri)
大阪府大東市の新築分譲地
【レジデンス太子田1】&【レジデンス灰塚2】にて
〜無垢構造材&自然素材の健康住宅〜
フリープランで分譲中です
【レジデンス太子田1】では、新しい現場で大工工事が始まりました。
9月の3日(土)、4日(日)には 2棟同時に構造見学会を予定しています。
先日、配筋検査の終わった24号地では、
基礎の図面をもとに木枠を組み、コンクリートを流し込んで
換気の行き届いた丈夫な床下が完成しました。
大工工事が始まる前には、必ず基礎部分のレベルチェックを行い、
水平な状態の上に、無垢の家を建築していきます。
材木やさんで丹精込めて刻まれた無垢の桧の土台や大引きを
歪みの無いように、コンクリート基礎の上に敷いていきます。
コンクリート基礎の上に敷く土台や大引きは、“芯持ち”と言って、
どんな大きな桧の大木にもたった一部だけしかない、
一番真ん中の一番硬くて丈夫な部分を使っています。
継ぎ部分は、『きざみ』で施された凹凸をしっかり組み合わせていきます。
掛矢(かけや)という大きなトンカチのようなもので、
叩いてはめ込んでいくときは、
カーン、カーンと乾いた木の音が響いて、力強さを感じます
〜無垢の柱が出来るまで〜
無垢材では、柱や梁など全ての材を刻む前に必ず『心墨』といって
中心線を示すための墨出しを行います。
墨つぼの糸の先についている針を材の端に刺して、
真っ直ぐ引っ張って、反対の端で、大工さんが糸を引いてパチンと弾けば、
どんなに長ーい柱でも、中心部分に真っ直ぐな線が現れます
家が真っ直ぐに建つかが決まるほど大事な作業です。
『刻み』をする前に、木造部材には加工寸法などを線引きする『墨付け』作業がありますが、
それらの基準になる、とっても要の作業なんですね。
『刻み』の事を知っていくほど、取材中の緊張感が高まります