断熱材
2009-06-13 (Sat)
今年の4月より、15回にわたって周辺情報をお伝えし、
先月の構造見学会では多くのお客様にご来場いただきましたレジデンス太子田1のモデルハウスでは、
大工さんにより内部断熱材貼りの施工を行っています。
ということで、今日は断熱材についてお話したいと思います。
弊社では、グラスウール断熱材を使用しています。
このグラスウールは、ガラス繊維を綿状に加工し、ビニールシートで完全被服した断熱材で、
数ある断熱材の中でも、グラスウール製品が大変良い性能をもっております。
例えば・・・
①ガラス繊維の間に大量の空気を含んでいるので、お布団と同じでふっくらしていて熱も通しません。
②原材料であるガラスもそのほとんどがリサイクルガラスを使用しており、資源を大切に利用しています。
③吸音性もあるので部屋が静かで、安らかな生活空間になります。
などなど、他にも利点いっぱいの断熱材なのです
グラスウールはビニールの袋に入っていて、袋の両端にある耳の部分を、
柱や間柱にタッカー(ホッチキスみたいなの)で留めつけていきます。
このように壁の間に隙間なく施工することによって断熱効果を上げています。
2階の天井部分は、天井下地材の野縁上に断熱材を敷き込みます。
また、太子田のモデルハウスにはロフトスペースへ続く吹き抜けがあるので、
そういうところでは屋根側に断熱材を施工しています。
このように、床〜壁〜天井へと続くように、断熱材で家全体をスッポリ覆ってあげることで室内の温度変化が少なくなり、快適な空間が生まれます