新しい現場の中間検査が行われます。
2008-10-19 (Sun)
先月から大東市灰塚二丁目で新しい現場の工事が始まりました
地鎮祭・上棟を無事終え、10月20日(月)の金物検査に向けて
金物が取り付けられています。
金物検査というのは、10年の瑕疵保証を受けるための検査の一つで、
確認申請で提出している図面どおりに金物が取り付けられているか
行政機関のチェックを受けます。
①ホールダウン金物
ホールダウン金物は地震の揺れによって柱が土台から
引き抜かれないよう、柱と基礎・柱と梁を接続します。
柱頭と柱脚の二ヶ所に設置します。
↓*柱脚* 柱と基礎を接合したところ
↓*柱頭* 柱と梁を接合したところ
②筋交い金物
筋交い金物は筋交いと柱・土台・梁が地震などの力によって
バラバラになってしまわないように設置します。
③リトルコーナー
↓柱と梁を接合しています
この金物は、一見分りにくいのですが、
1階用と2階用で違う金物を使っています。
床合板の上につける場合は直付けより長いビスが必要で、
「合板上取り付け用」の金物&ビスを利用しています。
現場では区別しにくいため、現場に持っていく前に
1階用には「1」、2階用には「2」と記入して持っていきます
④寸切ボルト
↓大引きと基礎を接合しています。
金物にはたくさんの種類があります。
柱の引き抜き力を計算して、必要な場所に必要な金物を設置し、
耐震性を高めます。
間違いや不備は大地震時などに倒壊などの
原因になることもあり、非常に重要な部分です。
弊社では、役所の検査を受ける前に社員でも確認し、
確実にとりつけるようにしています