瓦屋根の施工と〜無垢の柱が出来るまで〜
2012-03-16 (Fri)
大阪府大東市の新築住宅分譲地
【レジデンス太子田1】&【レジデンス元町2】にて
〜無垢構造材&自然素材の健康住宅〜
フリープランで分譲中です
今日は【レジデンス太子田1】で、瓦屋根の施工工事が行われました。
取り付けているのは陶板平瓦です。
陶器製で劣化に強くて、色褪せしにくい、光沢のある上品な瓦です。
平瓦なので表面は凹凸が無く、ソーラーパネルの取り付けにも適した
スッキリとシンプルな仕上がりですよ
粘土瓦は、地震などの自然災害に対しても震度7クラスの激震にも耐えることが証明されていて
断熱性、遮音性などの住まいを快適に保つ優れた特質を持っています
家の柱と屋根まで仕上げる『棟上げ』の日に
大工さんが屋根の下地になる『野地板』の施工を終えて、
屋根やさんが屋根の防水シート貼り工事をしています。
<内から見た屋根下地 野地板>
防水シートにはアスファルトルーフィングと言う
厚手のフェルトにアスファルト(石油に含まれている粘着性のある物質)
をしみ込ませてシート状にしたものを使用します。
上棟日から今日の瓦葺きの日までは、ルーフィングが
雨から屋根をしっかりと守っていてくれたので安心なのです。
これからは陶瓦が、
日射や雨風による劣化からルーフィングを守ってくれるんですね
〜無垢の柱が出来るまで〜
『きざみ』では、何種類かの材木を加工していくのですが、
大工さんが墨付けを終えて、積み上げられた柱や梁たちの断面を見ると
切り口の表面が全然違うことに気がつきました
磨いたようにツルツルして肌ざわりの良いのが桧です。
和室の化粧柱や基礎の土台・大引きに使います。
見た目も触ってもザラザラしているのが米松です。
柱と柱の間に通す梁に使います。
その違いは やはり硬さの違いなんです
柱や梁になった表面だけしか見ていなかったら
木の断面のちょっとした違いまではわからなかったかも知れませんね
木の硬さや質によって、大工さんは上手に力の加減もしてくれています
同じように切ったものなのに、樹種でこんなにも違いがあるんですね