真壁の本格和室と〜無垢の柱が出来るまで〜
2011-09-23 (Fri)
大阪府大東市新築住宅分譲地
【レジデンス太子田1】&【レジデンス灰塚2】にて
〜無垢構造材&自然素材の健康住宅〜
フリープランで分譲中です
【レジデンス太子田1-24号地】では、只今和室を施工中です
家の標準仕様に無垢の構造材や和紙をつかって
素材などに配慮した健康住宅をつくっている当社の和室には
素材はもちろんのこと、伝統的なつくりや技術がたくさん詰まっています。
障子や襖を滑らせる敷居・鴨居の溝の部分は大工さんが現場で彫りこみます。
和室出入り口の枠などは化粧ヒノキ材を使い、
建具の重みに耐える敷居の溝に見えてくる部分には、
耐久力があって摩擦に強い硬くてすべりの良い素材を挟み込んだ
とても良質で特別な木造部材を使っています。
伝統的な真壁和室(純日本和室)にある、桧の化粧柱や長押(なげし)などは、
見せるための造作なので、
それだけでとっても高級なものなんです。
お客様をおもてなしする場やくつろぎの場として、
素材選びから真心を込めて、本物の和室をつくり上げています
〜無垢の柱が出来るまで〜
和室には柱や敷居など、見せるための造作がたくさんあって、
無垢の化粧桧などは、何メートルもの大きな材にキズが付かないように
大事に大事に扱います。
キレイに紙に巻かれて納品された化粧桧は、
大工さんが表面をカンナで削って、
真っ直ぐでなめらかな柱に仕上げられます。
そしてもう一度キレイに紙で巻いて養生し、建築現場で立派な柱になります
襖の敷居の溝を彫りこむのは、溝の深さなど㎜単位の微妙な作業です。
溝を深く彫りすぎると、敷居の溝に特別に挟み込まれている
“サクラ”と呼ばれるとっても贅沢な材を全部削り取ってしまいます。
造作の襖を安定して移動するには溝が浅すぎてもいけないんですね。
リビングと和室に開放感のある広い間仕切り戸が人気なので、
襖3.4枚分の長〜い敷居を造作するのは
大工さんの微妙な加減が必要なとっても難しい作業なんです
<当社分譲地施工例>