第二回の現場報告 *役所検査*
2008-06-19 (Thu)
6月19日 木曜日
大東市深野の現場で、行政の指定確認検査機関
(財団法人大阪建築防災センター)による中間検査が行われました。
検査には、検査員の方々と、設計事務所の担当者・弊社社員が立会い、
滞りなく合格しました!
中間検査とは、建築確認申請で許可を受けた建築物が、
構造の安全性を満たしているかどうか、工事の中間段階で確認する検査です。
具体的な検査内容として、建築金物がきちんと図面どおり取り付けられているかの
確認を行いました。
以下にいくつか例を載せています。
筋交い固定金具
筋交いと土台、筋交いと柱・梁を結合するのに利用します。
・柱頭(柱の一番上の部分)
・柱脚(柱の一番下の部分)
筋交いは耐震性を確保するために利用される部材ですが、
筋交いだけでは圧縮力には耐えられたとしても、引っ張り力には耐えられない為、
この金物でしっかりと固定し、圧縮力・引っ張り力のどちらにも耐えられるようにしています。
*ホールダウン金物
柱と基礎・梁および上下階の柱と柱の接合に利用にします。
・柱頭
・柱脚
ホールダウン金物は必要耐力に応じて金物を使い分けます。
家一棟の柱一本一本・金物の一つひとつに詳細な計算がされており、
施工時にも何重にも確認を行うことで、家の強度が維持されています。
*リトルコーナー
柱と土台および柱と梁の接合に利用します。
・柱頭
・柱脚