耐震構造「最高等級」と 〜無垢の柱が出来るまで〜
2011-09-09 (Fri)
大阪府大東市新築住宅分譲地
【レジデンス太子田1】&【レジデンス灰塚2】にて
〜無垢構造材&自然素材の健康住宅〜
フリープランで分譲中です
【レジデンス太子田1】の現場では、先週末に『構造見学会』を2棟同時開催し、
今日は、2棟目の金物検査が行われました。
今回の検査では、主に構造躯体の強度をチェックしてもらいます。
ミヤモトホームでは、住宅性能評価で最高等級の『耐震等級3』を
取得していますので、強度に関わるネジやボルトなど、
およそ700個もの金物たちを大工さんが一つ一つ慎重に取り付けて
今日の検査を迎えます。
中でもホールダウン金物は、地震時や台風時に
柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠な金物で、
基礎工事の時からアンカーボルトという金物を仕込みます。
また、無垢の構造材は樹種や乾燥状態によって強度が違うので
1階、2階部分柱には、桧、杉の乾燥材をそれぞれ使い分けすることで、
最高の耐震等級にまで強度を高めています。
地震に強い耐震性には、
柱の大きさ、本数も大事ですが、
しっかり組んだ柱や梁をガッチリと繋ぐ緊結金物の取付状態も、とても重要なんです
天然の木が持っている本来の性質を最大限に発揮させることで
強くて、しなやかな家が出来るんですね
<レジデンス太子田1-24号地>
〜無垢の柱が出来るまで〜
図板を基に、一、二、三と番付けした後は、柱と梁の接合部分や緊結金物の取付け部分に印を付けます。
墨刺しと曲尺を使って線を引いたり、
筆でチョンチョンと印を付けていくのですが、
正確さを求められる細かい作業を何本も何本も続けていくのを見て、
根気の要る作業なんだなぁと、またまた感心してしまいました。
“図板”とにらめっこをしながら真剣に墨付け作業を続ける大工さんが
手を止める事のないように気を付けて取材する事も大事ですね