適材適所の・・・
2007-09-27 (Thu)
朝晩めっきり涼しくなり、虫の音に心が癒されます。
お月さんがとても綺麗ですね。
月夜を眺めていると、何か一句とまではいきませんが、
短冊に墨でさらさらと言葉をしたためられれば良いですが・・・
墨というと建築用語でもたくさん使われていますよ。
「墨だし」「墨付け」というと工事の進行で大事な線や形・寸法を
建物や木材に印をつけることです。
正しい建築には、正確な寸法採りが必要ですね。
今日も大工さんは大忙しです。
私たちの会社では、在来(ざいらい)工法という形で家を
建てています。
柱・梁・筋交い(すじかい)などの木の軸を組み立てて建物を支える
日本の伝統的な工法です。
間取りに融通がきき大きな開口部を造れるのが特徴で、
将来のリフォームの時にはとても役立ちます。
一本一本の柱にも印が付けられています。
柱それぞれ役割分担・適材適所があり、
間違わないように番号が付いています。
。
正面からみて横軸がいろはで始まり、縦軸が一二三で始まっています。
柱はそれぞれその場所で重さに耐え、大事な役目を果たしています