ミヤモトの想い【第1回】無垢の檜を使い続ける本当の理由とは。

建材として最高品質、それが「檜(ひのき)」。
檜材による建築は奈良の法隆寺でも知られるように1000年を超える寿命があります。年輪を重ねまっすぐに伸びた檜は、古来より重要な建築 材として扱われ日本文化の中で文字通り「柱」として人と密接に関わってきました。

強く、狂いの極めて少ない乾燥剤を使用。
品質基準 JAS 規格(日本農林規格)では「含水率 18%〜20%」と定められています。木はその水分が蒸発するときに収縮や変形を始め、15〜18%になればほとんど変形しなくなります。ミヤモトホームではJAS規格をクリアした乾燥材を使用し、くるいや反りのない無垢材を使用しています。 品質の高い木材を使用し、熟練の大工によって頑強に組み合わされます。 さらに補強金物でがっちりと固定されます。大地震にも負けない耐震性と、何十年も安心して暮らせる耐久性はこうした構造によって生まれます。

接着剤、強度劣化、「集成材」につきまとう不安。
集成材はベニヤ板のように板状の木を接着剤で貼り合わせて1本の材木として加工されたものです。合理的な方法ですが、十分に乾燥されていなかったり貼り合わせる際の接着剤がはく離したり、有害な化学物質を発生したりします。特に柱材としては住まいの強度に直結する恐れがあることなどからミヤモトホームでは集成材を使用せず、無垢材の柱を採用しているのです。
適材適所として、住まい造りに欠かせない檜材。
すべてに檜材が適しているというわけではありません。檜は上記のように耐久性に優れています。檜風呂は、その耐久性を生かした使い方と言えます。またシロアリなどにも強いため住まいの「骨組み」である土台や柱に最適なのです。

このように檜には優れた特性がいくつもあります。近年、建築技術の向 上や新建材が台頭していますが、そこに住むのは今も昔も「ひと」です。 ひとにとって心地よく、安全で強い柱材はやはりいまでも「檜の無垢材」 なのです。一般の分譲住宅や建売住宅では集成材多用して販売コストを 抑えていますが、ミヤモトホームでは適材適所の木材を使い安心できる 住まい造りを続けています。
しっかりと乾燥させた檜は本当に強く独特のいい香りと美しい木目そして肌触りも心地良い。人工的には作ることのできない、自然の高品質建材なのです。これからも安心できる住まい造りを続けること、それがミヤモトの想いです。